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アニメ・漫画

推しの子が気持ち悪い?つまらないと言われる理由は?

星空 背景

世界トレンド1位になるなど、大人気アニメ【推しの子】。

そんな大ヒットアニメ推しの子ですが、「気持ち悪い」や「つまらない」という声もあるんですよね。

私はそう思ったことはなかったので、どういう理由でそう感じるのか気になり、調べてみました。

娘は漫画も大ファンで映画も観に行ったのですが、確かに「気持ち悪かった…」とも言ってもいました。

どんな部分が気持ち悪いのか、そしてつまらないと感じるのかみていきましょう。

また、個人的に推しの子の伏線考察もしてみたので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

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推しの子が気持ち悪い?世間の評判

「推しの子」で検索をかけると、気持ち悪いという声がたくさんあって驚きました。

大きな理由として、挙げられていたのは下の8つ。

  1. 「オジサンが推しの子供」ということが気持ち悪い
  2. 16歳の少女が妊娠することが気持ち悪い
  3. 殺害シーンなどが気持ち悪い
  4. 大人びた赤ちゃんが気持ち悪い
  5. オタクの描写が気持ち悪い
  6. 絵が気持ち悪い
  7. 復讐の鬱展開に気持ち悪くなる
  8. なんとなく気持ち悪い

そうなんだ!と、個人的にちょっと残念に思ったり、そんな見かたもあるんだなと思ったりしましたよ。

では、どんなところが気持ち悪いのか、早速みていきたいと思います。

「オジサンが推しの子供」ということが気持ち悪い

推しの子が、気持ち悪い理由の1つ目は「オタクが推しの子として転生する設定」。

アイの子のアクアとして転生したゴローは、元々アイのファンでした。ファンが推しのアイドルの子どもになるという設定が、そもそも気持ち悪いようです。

なるほど。アイドルの子供に転生するという設定そのものが気持ち悪いのですね。

そうか、そこからなのですね。私はアニメの設定としか感じていなかったので、そこを気持ち悪いと思わなかったですが、よく考えれば確かにそうかもしれません。

アイの身になって考えたことがなかったですが、そういう感じ方もありますよね。

そこまで考えることができるのは、とてもすごいなと感じました。そう考えると気持ち悪いですね。

16歳の少女が妊娠することが気持ち悪い

推しの子が、気持ち悪い理由の2つ目は「10代のアイドルの妊娠という設定

産婦人科医ゴローの元に、彼の推しアイドルの星野アイが双子を妊娠し現れます。

アイドルの妊娠、そして16歳の少女が妊娠するという設定が、「キモい・嫌」という声につながっているようですね。

殺害シーンなどが気持ち悪い

推しの子が、気持ち悪い理由の3つ目は、「殺害シーンがグロい」というところ。

ゴローは、アイの出産に立ち会うことになりますが、出産直前にアイのストーカーによって、殺害されてしまうのです。

主人公が初めから死亡するという鬱展開が起こるので、気持ち悪さや嫌悪感などを感じる人が多くいるようですね。

そして、娘が言っていた気持ち悪さは、アイがストーカーに殺害されるシーンがリアルすぎて、嫌だったと言っていました。

血がエグすぎて、気持ち悪く怖かったそうです。漫画ではそんなに血は描かれていなかったので、映画で観た際、出血量が多く気持ち悪かったそうです。

もっとサラッと描いてほしかったと言っていますよ。

一緒にアニメも観ましたが、私はそんなに気持ち悪さを感じなかったのですが、

子供がこれを観て「気持ち悪い」と感じてくれるほうがいいよな、とも思いました。

大人びた赤ちゃんが気持ち悪い

推しの子が、気持ち悪い理由の4つ目は「大人びた赤ちゃんが不気味」なところ。

アクアとルビーはアイの子として転生した双子なのですが、前世の記憶もあるまま転生します。

見た目は小さな赤ちゃんなのに、大人みたいな会話をするんですよね。

赤ちゃんが難しい言葉を使ったりする姿が、「気持ち悪い・不気味」と感じる人もいるようですね。

私はここもアニメの設定としてみていたのでおもしろかったですが、感じ方は本当に人それぞれだなと実感しました。

そして、アクアとルビーの幼少期が描かれているのは、1巻まで。

2巻からは2人はもう高校生になっているので、この不気味さはなくなってきているのでは?と思いましたよ。

オタクの描写が気持ち悪い

推しの子が、気持ち悪い理由の5つ目は「オタクのリアルな描写」。

推しの子は、オタクの描写がリアルに描かれています

特に、LIVEでペンライトを振り回すところなどが、「キモい」と感じる人も多いようでした。

ここも個人的には、おもしかったシーンです。こどもと観て笑いましたね。

絵が気持ち悪い

推しの子が、気持ち悪い理由の6つ目は「絵が好きではない、気持ち悪い」というところ。

私はキラキラ輝く瞳がだいすきなのですが、そこが気持ち悪いと感じる声もありました。

好みだったり、感じ方は本当に人それぞれなので仕方ないですよね。

復讐の鬱展開に気持ち悪くなる

推しの子が、気持ち悪い理由の7つ目は「復讐の鬱展開が辛い」

推しの子のストーリーの主軸となるのは、アクアのアイを殺した犯人への復讐

そのため、見ていて辛い気持ちになってしまったり、気分が落ち、見終わったあとに沈んだ気持ちになってしまい、気持ち悪くなるという声もありました。

復讐という設定なので、辛いシーンが多く、全体的に明るく楽しいストーリーではないですよね。

そこを感じ取って、気分が悪くなってしまう方もいるようです。

なんとなく気持ち悪い

推しの子が、気持ち悪い理由の8つ目は「理由はわからないけどなんとなく気持ち悪い」と感じる方も多かったですね。

面白さもあるけど、なんでだかわからないが、なんか所々に気持ち悪さが残るという声もありました。

復讐なのでストーリー展開が重く暗いので、どこかなんともいえないような気持ち悪さはありますよね。

そして、その気持ち悪さがいいという声もありました。

気持ち悪さがいい

その気持ち悪さがまたいいという声もあったので、紹介しますね。

確かに。推しの子では、人間の深い心理なども描かれていて、私はここも興味深いところと感じています。

気持ち悪さに魅了される、わかる気もします。

娘は、「漫画とかで殺人の話は、ちょっとよくないよね…」とも言うんですよね。

ドラマなど漫画だけではないですが、殺人を軽々しくみてしまい、そういうのを真似してしまう人も現れてしまうのでは…と感じるようです。

確かに漫画の世界と現実世界を混同してしまったら、めちゃくちゃこわいですよね。

わが子もそう考えられるならよかったと思いますが、気持ち悪さを感じる人たちは、そこまで感じ取っている方たちなのかもしれないなと思いました。

そして、漫画の世界だけと思いたいですが、「推しの子」では現実にもあり得るリアルさもあるので、娘とはこんなことを話したりもします。

みなさんの声のように、見ていて辛く感じるところもあるんですよね。

なので、「こういう風に感じる人もいるのだから、同じようなことはしてはいけないよね」とか、

「感じ方は人の数だけ違うし、覚えておいてね」など、漫画を通して客観的に人のココロや気持ちを味わうこともできるので、その部分も感じて欲しいなと話したりもします。

推しの子はつまらない?世間の評判

推しの子は気持ち悪さだけではなく、「つまらない」という声もみられました。

どんなところがつまらないのか調べてみると、下記のような部分でした。

  1. 要素や設定が多く中途半端に感じる
  2. 本編まで長く、展開が遅い
  3. 演劇シーンが多い
  4. 恋愛関係がわかりやすい

なるほど。こちらも私が感じたことはないものばかりだったので、1つずつ詳しくみていきたいと思います。

要素や設定が多く中途半端に感じる

推しの子がつまらない理由の1つ目は、定が多い」ところのようですね。

例えば、いくつか挙げてみると下記のような設定があります。

  • 「転生もの」
  • 「復讐もの」
  • 「ミステリーもの」
  • 「恋愛もの」
  • 「芸能もの」

このように、推しの子は設定が多く、全てが中途半端に感じるという声がありました。

たくさんの要素が詰め込まれてすぎているので、1つ1つが雑に感じて「つまらない」と感じてしまうようですね。

本編まで長く展開が遅い

推しの子がつまらない理由の2つ目は、「本編までが長い」ところ。

推しの子は、1巻が1章としてまとめられていますが、第1章はプロローグ編のみなんですよね。

本編に入るのは2章からなので、1章を読んでつまらないと感じる方も多いのかもしれません。

さらに第1話が衝撃的すぎて、第2話以降が物足りなく感じるのでは?という意見もありました。

演劇シーンが多い

推しの子がつまらない理由の3つ目は「復讐とは関係のないシーンが多い」部分。

「推しの子」は芸能界が舞台なので、演劇のシーンが度々あるのですが、その内容がつまらないという意見もありました。

物語が進まず、犯人など核心にせまる内容ではなくなるため、早く物語の展開を期待している方にとっては、つまらなく感じてしまうところのようですね。

恋愛関係がわかりやすい

推しの子がつまらない理由の4つ目は「恋愛関係がわかりやすい」点。

それぞれの恋愛も描かれているのですが、その結末がわかりやすくつまらないという声もありました。

先にも述べましたが、推しの子にはいろいろな要素が盛り込まれているため

どこか期待している部分と展開が違ったりすると、つまらないと感じてしまうこともあるようですね。

そして、ただただ辛いという意見もありました。

観ていてハッピーになれるものが好きな方には、復讐だったり鬱展開が巻き起こる推しの子は、ちょっと辛いかもしれませんよね。

推しの子はおもしろい?世間の評判

このように推しの子は「気持ち悪い・つまらない」と言われてもいますが、

もちろんおもしろいという意見もたくさんありますよ。

世間の評判

娘も作画が最高と大絶賛していますよ。キラキラしていて私もすきです。

私も想像してた内容と全く違っていました!

私は娘から【推しの子】というタイトルを聞いたとき、「推しのアイドルの子」という意味だと思っていましたね。

つまり【推しの子】=「アイ」のことだと思っていて、アイを中心に話が進むのと思っていたので、

まさか「推しの(アイの)子供」の復讐というようなストーリだとは思いませんでした。

旦那さんも「そういうことね!そっちの推しの子って意味ね!」と言っていましたよ。

しかも、転生!アクアとルビー共に、双子2人とも転生していて、さらに前世で2人は知り合いというところが、これがまたすっごくおもしろいです。

個人的な感想

私の個人的な感想なのですが、推しの子を観てから、アイドルや芸能界のこと、漫画家さんの世界などを知り、いろいろ感じる部分がありました。

五反田監督は、自分の胸の内を語ったりもするのですが、芸能界という世界での様々な心情や人間模様なども推しの子は魅力的なんです。

娘がだいすきで、映画も絶賛していて漫画も全巻あるため、一緒によみアニメも観ていますが、人物の奥底にある細かな心情が毎回伝わってきます。

横槍メンゴ先生や赤坂アカ先生は、実際にいろんな芸能人や関係者の方に取材をしながら、物語を書いているとインタビューで話されていましたよ。

横槍 アカ先生はさらっと言うけど、芸能界の物語ってリサーチ不足だとどうしてもリアリティーに欠けて浅くなっちゃうし、その嘘っぽさを読者は絶対に見逃さないわけで。そう思わせないアカ先生の技量・取材力は本当にすごいと思う。

引用:集英社オンライン

芸能界=キラキラした世界を想像してしまいますが、そうではない部分のほうが多く、私自身も読んでいて、いろいろと考えさせられました。

赤坂 メディア化されるにあたっての手順は自分たちの経験を取り入れて描きましたが、アビ子の憤りや感想とかは周りから聞いた話を混ぜつつです。ただ本当に実在してもおかしくない人ではありますね。アビ子に限らずですが、取材先が特定されないように複数人から聞いた話を織り交ぜてます。誰か1人を明確にモデル立てしてるわけじゃなくて。

引用:集英社オンライン

自分たちの経験や生の声を聞いたりしながら描かれているからこそ、ちょっと気持ち悪いという声や

ハマっていく感じを味わうことができるのかなと、感じました。

赤坂 あかね(黒川あかね)が誹謗中傷を受けるシーンは、一話丸々使って“リアルさ”だけを追求した。もし本当に炎上したらああいう感じになるっていうのを描いてね。表に出さない人が多いけど、あのシビアさこそ芸能界のリアルだと思う。

引用:集英社オンライン

なるほどなと考えさせられました。

今まで、アイドルという存在をじっくりと考えて観たことがなかったのですが

推しの子をみてから、改めてだいすきなアイドルのLIVE映像などを観た時

「すごいな!」と、ますます感じてしまいました。

アイドルはLIVEだったりお芝居だったりいろいろな顔があって、たくさん感動させられたり、

こんなにたくさんの人たちを幸せにできる人たちって、すっごく素敵だなと思っていました。

そして、「上手な嘘を吐いてほしいのがアイドルファンというものだ」や「この芸能界において嘘は武器だ」という冒頭ではじまる推しの子。

これを読み、感じ、「そうか、私は幸せな嘘にワクワクさせられているのか!」と気付き、こうして演じられる人たちって、本当にすごい!と、改めて感じさせられましたね。

そして、そう思ってからみる私自身の推しは、めちゃくちゃかっこよく、より素敵に映りました。

他にも漫画家さんの背景だったりも描かれていて、そんな部分も興味深く感じています。

この気持ち悪さというのも、人間というものを負の部分もリアルに描いているからこそ、感じる部分なのかもしれないなと思ったりもしました。

自分も含め、人間とは気持ち悪い生き物なのかもしれないなと、感じさせられました。

先程も書きましたが、相手の立場から感じて欲しい気持ちも描かれているのが「推しの子」。

娘と一緒にみている時に、どういう気持ちかなどを話したりもする時間にもなっています。

推しの子が気持ち悪い?つまらないと言われる理由は?まとめ

推しの子が気持ち悪い?つまらないと言われる理由は?は、いかがだったでしょうか。

以下まとめますね。「気持ち悪い」と感じる点は以下のようなものがありました。

  1. 「オジサンが推しの子供」ということが気持ち悪い
  2. 16歳の少女が妊娠することが気持ち悪い
  3. 殺害シーンなどが気持ち悪い
  4. 大人びた赤ちゃんが気持ち悪い
  5. オタクの描写が気持ち悪い
  6. 絵が気持ち悪い
  7. 復讐の鬱展開に気持ち悪くなる
  8. なんとなく気持ち悪い

「つまらない」という意見は、以下のようなものでした。

  1. 要素や設定が多く中途半端に感じるところ
  2. 本編まで長く、展開が遅いところ
  3. 演劇シーンが多いところ
  4. 恋愛関係がわかりやすいところ

なるほど!と、とても考えさせられるものばかりでした。感じ方は人それぞれで、そこも興味深いなと思いました。

個人的には、予想を裏切る展開にワクワクさせられたり、それぞれの立場の人達の気持ちがグッ!と伝わってくるような描き方に学びもあったりします。

推しの子は、とても人気があり注目されているからこそ、つまらないなどの悪評が立っているのかもしれませんね。

今後も人物の心理なども含め、どんな展開になっていくのか期待大です。

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